この時期になると、いよいよ今年もラストスパートに差し掛かってきたな……と思います。
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- 草津温泉に行ったよ
- 良かったもの
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| ミニシアターって雰囲気よくて好き |
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| その年の選ばれしデザインが集合している |
| たとえばコレ。ものすごいインパクト。 黒地にカラフル、昔のビッグカメラの袋を思い出します。 |
・トイ・ストーリー5
今度のトイストーリーではタブレット端末が出てくるぞ!というのを聞いて気になったので、レイトショーでせっせこ見に行ってきました。面白かった!
私はトイストーリーのシリーズをそんなに熱心に追っているわけじゃなくて(4に至っては見てすらいない)、ちゃんとストーリーを覚えているのって一番最後に見たトイストーリー3くらいなのですが、それでもめちゃくちゃ楽しかったです。画面の豊かさやBGMなどの演出でグイッと惹きつけつつ、子供にも伝えたいメッセージがきちんと伝わるように丁寧に物語が組まれており、この構成の妙はもはや職人技だなあと思います。
ところで今回のトイ・ストーリーは『デジタルなデバイスとの付き合い方』という、今までと比べるとかなり現代的なテーマを扱っているのですが、これってかなり現代の子どもにとっては重要で、しかも切実なテーマですよね。大人ですらデジタルデバイスと上手く付き合えている人間はそう多くないですし、それが子どもなら、なおさら……。
そもそも子どもの世界って大人の世界よりも閉じていて、自分の力だけでは外に出て遠くに行くことすらままならないですよね。休日に友達と遊ぶには親の許可が必要で、夕飯までには帰ってこないと怒られる。行動範囲も自転車で行けるくらいの範囲がせいぜいで、それより先は謎の土地。友達の家に泊まりに行くのにも、電話で親同士の謎のやり取りが発生して、国交樹立みたいな重々しさがあったし。自分が子どもの頃の世界って(もちろん当時からガラケーやパソコンはある程度あったけど)概ねそんな感じだったように思います。
そう考えると、デジタルデバイスを使っていつでも簡単に友達と繋がれる今の世の中って、子どもからすればかなり革命的なことですよね。学校が終わったあとでも、夕飯を食べたあとでも、寝る前でさえ友だちと遊べるなんて!
しかし一方で、デジタルデバイスがあることによって子どもたちの世界はさらに閉じていく。デジタルデバイスは子ども達にいつでも繋がれる全能感を与えると同時に、子ども達をその繋がりに閉じ込めてしまうカゴにもなりうるワケです。
じゃあどうするんだって話なんですけど、それに対しての答えみたいなのを与えようとなんとか頑張っているのがこの映画なんじゃないかなって思いました。デジタルにはデジタルの良さがあるけど、顔を付き合わせて遊ぶことにも良さがあって、どちらかを否定するのではなく、どちらとも上手くやっていくことが大事だよ、みたいな。
言われてみれば当たり前な気もしますが、こういった一見当たり前に見えるメッセージこそがその当たり前さゆえに重要だったりするんですよね。
なんというか、子ども向け映画を大人になってから見ることの良さってありますよね。
まだ世界に生まれ落ちてからまだ10年程度しか経っておらず、むずかしい世界のことなんてなにも分からなくて、だからこそ漠然とした世界への希望に溢れていて。
そういった子どもたちに向けて作られる作品って、子どもに分かりやすくて、なおかつそれを見た子どもたちがこれから立ち向かう世界に対しての希望を持てるようなものになっているんじゃないかと思います。
そして、だからこそ、そういう真っ直ぐなメッセージが、社会の荒波に揉まれて擦り切れてしまった大人たちに対しても、世界にもう一度立ち向かうすべを教えてくれる。
『勇気を持とう』『気の合う友達を見つけよう』のようなメッセージを正面から受け止める機会って大人になればなるほど減っていくような気がしますし、むしろ大人こそ子ども向け映画を積極的に見るべきかもしれない。
・映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
すごく良いと聞いたので見に行きました。アニメーションがとても良かった。ちいかわについてもそこまで詳しく知っていたわけじゃないんですが、かなり楽しめました。
まず、この作品ってあんまり言葉をしゃべってくれるキャラクターが登場しないので、映画の結構な部分を『ワー!』とか『ヤァ』みたいな言葉で乗り切ってるんですけど、それでもカンペキにストーリーが理解できるのってよく考えたらすごいことですよ。これが非言語コミュニケーションの力……。
掛け合いや言葉遊びが楽しいみたいな作品も世の中にはごまんとありますが、言葉の力に頼らずともここまでのエンタメ性が出せるのってかなりすごい気がします。映画の具体的な内容についてはもう世の中で語られ尽くしていると思うのでそこまで多くは触れませんが、こんなに割り切れなさを残して終わる子ども向け映画もそうそう無いんじゃないかと思います。
あと、トクマルシューゴの音楽があまりにも良すぎる。おもちゃ箱をひっくり返したみたいな楽しげな音楽が映画全体を彩っていて最高でした。サントラ買っちゃおうかな。
冒頭でも書きましたが、最近は本当に暑いですね。暑すぎて全てのやる気が減退している。
けっこう長いあいだ生きてきて、いまだに夏との上手い付き合い方が分からない自分がいます。最近はハンディファンを買ってみようかな〜とか考えているんですけど、夏が暑すぎてハンディファンではいささか心もとない感じもあるし……。
この夏の乗り切り方、誰か教えてください。 切実に……
おしまい。(めでたしめでたし)
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| 梅雨~~~!!! |
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| いい色をしている |
東京国立近代美術館の杉本博司:絶滅写真という展示に行きました。
いや〜、良かったですね……。写真家の方の個展ってはじめて行ったんですが、思ったよりずっと面白くて、会場をウロウロしながらパシャパシャ写真を撮ってしまいました。写真展で写真を撮るというのもよく考えると変な行為ですね。
| 劇場シリーズ、よかった |
思うに、写真って不思議な媒体ですよね。
写真というメディアはその写実性ゆえに、真実を写す鏡のようなものとして扱われがちです。
カメラが目の前の世界をそのまま写し取るからこそ、イラストみたいな主観的な表現とは違って「客観的な証拠」「真実そのもの」と思われがちで、「写真に写っているんだから本当だ」という信頼感がそこには常に存在します。
でも実際のところ、写真ってそんなに真実を映していないですよね。構図の切り取り方とか光の当て方なんかで、いくらでも現実とは違う印象を作り出せてしまう。
人に幻覚を見せることもできれば、まるっきりの虚構を作り出すことすらできちゃうわけです。
例えばこの作品なんて、め〜〜っちゃ精巧な蝋人形を撮ったものなんですけど、普通に生きた人間みたいじゃないですか?
| フィデル・カストロ(蝋人形のすがた) |
まあ言われてみれば蝋人形っぽい気もしてきますが、少なくとも言われるまでは絶対に気づかないですよね。自分はキャプションを見るまで普通に人物写真だと思って眺めてました。
| ヘンリー8世(蝋人形のすがた) |
まあ、実は普段われわれが見ている人間たちも普通にぜんぶ蝋人形なんですけどね。
実は他人というものは全て蝋人形で出来た幻で、我々はそれを脳で勝手に補正して生きた人間だと思ってるに過ぎません。
| ガラパゴス諸島(ジオラマのすがた) |
……すみませんさっきのは冗談です。でも、ほら、この写真とかも、ジオラマを撮った写真ですけど、ジオラマに見えないでしょ?
| たてもの(ピンボケのすがた) |
ほら、このたてものとかもジオラマですけど普通のたてものにしか見えない……と言いたいところですが、このたてものはジオラマじゃなくてピンボケしてるだけの普通のたてものです。いったい何が虚構で何が真実なんだ……。
とはいえ、写真の虚構性って話でいうと、最近の写真加工なんていうのはまさにその極地ですよね。昔から写真には切り取りや演出による嘘の要素がありましたが、そこからしばらく経ち、我々はついに写真を加工するすべを手に入れた。
虚構をつくる力が誰の手にも渡り、しかも痕跡を残さず自由自在にできるようになった今、写真の虚構性はかつてないほど露わになっている気がします。
なんというか、なんて言えばいいんでしょうね?写実であるが故にどこまでも虚構であるというか、本物そっくりに写すからこそ、本物そっくりの嘘も作れてしまうというか……。
そう考えると「写実的であること」と「虚構であること」は、対立するどころか表裏一体な気すらしてくる。
実際、この会場に掲げられていた杉本博司さんの言葉にも「デジタル写真は写虚となり証拠能力を失った」「写真のお葬式を執り行う」みたいなことがいくつも書いてあって、多分これも現代における写真のそういう性質?立ち位置?を意識したものなんだと思います。よく考えると展示タイトルの『絶滅写真』っていうのもそういうこと!?ひえ〜〜〜(感嘆)
しかしまあ、銀塩写真という昔ながらの技術を使いながら、これだけ豊かな表現をやってのけてるのを見せられると、別に写真表現って絶滅どころかまだまだ発展の余地しかないのでは……?という感じもしてきて、なんだか不思議。なんにせよ良かったです。9月までやっているので、夏休みの予定に困っている方は是非。絵日記の題材なんかにいかがでしょう。
・ビッグ・リボウスキ
近所の映画館でリバイバル上映がやっていたので見に行きました。コーエン兄弟によって1998年に公開されたコメディ映画です。コーエン兄弟といえばファーゴやバートンフィンクなんかが有名ですよね。
見た感想としては、とにかく変な映画!って感じでした。なんだコレ?って展開満載、ナンセンスなギャグも満載、これはカルト的な人気が出るのも頷ける……。なんというか、映画ってここまで自由でいいんだって思いました。
っていうか出てきたは良いけど特に活躍の場面もなくその後二度と出てこなくなるキャラが多すぎる。このキャラ本当に出す必要あった?このシーン本当にいる?
でもまあ、そんなツッコミすらも作者が考えるギャグの範疇なんだろうな……。まんまと手のひらで踊らされている。
しかし主人公含め、キャラが全員それでいいのかって思っちゃうくらいテキトーで、それでいて最後には(一応)なんとかなっちゃうので、非常に元気がもらえる映画ではありました。人間はこんくらいテキトーに生きても良い。人間は自由。
・子供はわかってあげない
田島列島の長編漫画が文庫化したということで本屋に面置きされていたので、表紙だけ見てつい買ってしまいました。どうやら映画化もしているらしいですね。すごい。
内容をざっくり言うと、少年と少女のひと夏の冒険……といった感じですかね。こう言ってしまうとありきたりな感じに思えますが、もっと細かいところを語りだしたらキリがないくらい魅力にあふれた作品で、キャラクターも、情景描写も、ストーリー構成もすべてが爽やかさに満ちていて素晴らしい。こういう作品を心の奥でずっと探し求めていたような、そんな気すらしてきます。文庫サイズで読みやすいですし、非常にオススメです。
そろそろ梅雨も明けそうで本格的に夏の気配がしてきましたね。
今年の6月は涼しくて個人的にとても過ごしやすかったような気がするのですが、これから暑くなっていくのかな……。イヤ〜〜〜。
しかし、そのいっぽうで、夏は街中の生命が活気づいてる感じがして、そういうところはなんだか夏の好きな点でもあります。セミの鳴き声はそこかしこで聞こえますし、木々もいっそう青々と色づいている。暑がってるのは、人間だけ……。
ただ、エアコンの効いた部屋に籠ってばかりというのもなんだか良くない気がするので、今年の夏も隙を見て出来るかぎりいろんなところに出かけていきたいですね。できるだけ暑くないところに……。
それでは今月はこのくらいで。みなさん、暑さに負けず頑張っていきましょうね!
では!
| 2つ分の月報がイッキに見られておトク!(2ヶ月ぶり2度目) |
暑くなってきましたね!みなさん体調は大丈夫ですかーっ
なんと気がつけば4月が過ぎ、5月が過ぎ、すっかり夏の陽気になってきました。
春先はどうにもやることが多くていけませんね。ブログの優先順位がどうしても下がってしまい、またもや2ヶ月ぶんの月報を一気に更新することに……。
まあ趣味でやっているのでそんなに焦って更新する必要もないと言われればそうなんですけど、2ヶ月以上更新をサボるといよいよブログを書くこと自体を放置しはじめる気がして怖いです。ヒトってのは一旦サボり始めると際限なくサボりますからね。
ひとまずは隔月更新のラインを最終防衛線とします。ここだけは絶対に死守しなければ……。
ところで、更新できなかった理由は2月、3月に引き続き、4月と5月も忙しすぎたからです。
嬉しいことに今後はだんだんと忙しくなくなっていく予定なので、来月以降は通常の月報に戻るはず……、多分。月末の自分に期待しましょう。
更新をサボった代わりといってはなんですが、「夢のマイホームを前にしてあまりにも『無』の表情で立っている家族の看板」を置いておきます。
| 『無』の感情すぎる |
| 他人の家の前で撮ってる? |
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さて、5月(と4月)は忙しすぎてどこか出かけたりイベントに参加したりすることもできず、ここに書くことがないくらいの起伏のない毎日を送っていたのですが、そんな中でスキマ時間を縫って何をしていたかというと、ひたすらに散歩をしていました。
散歩っていいですよね。楽しいですし。なんとスタンフォード大学の研究によれば、散歩をしている時の創造性は普段の6割増しだそうです。6割ってかなりすごい。
じっさい自分でも歩いているときの方が思考がまとまったり新しいアイデアが浮かぶなぁと感じることが多く、ずいぶん助けられています。健康にもなるしね。いいことずくめです。
ただ、そんな散歩もしすぎると悩みが出てくるもので、最近なんだか散歩ルートがマンネリになってきている感があります。あんまり遠くに行きすぎても時間が掛かってしまうし、かといって近場の道は大体もう既に見知った道なので難しい。散歩に目新しさを求めないなら別にそれでもいいのですが、あまりにも同じ道を歩いていたらたまには違う道も歩きたくなるじゃないですか。寝て起きたら新しい道が増えてたりしないかな。しないか……。
私の自宅周辺にはいい感じにローソン、ファミリーマート、セブンイレブンが散らばっており、最近はこの三種類のコンビニを周遊する散歩ルートがお気に入りです。ちょっと買い物に行くついでに散歩できるし、色々なコンビニを巡って新商品を見て回るのは楽しいです。
我が家とコンビニたちの位置関係をグラフにするとこんな感じ。
ちなみに各ノードはそれぞれ、セ:セブンイレブン、ロ:ローソン、フ:ファミリーマートを表しています
| 図1:極端に抽象化された我が家とコンビニ達の関係 |
普段は家の周りにある三店舗をぐるっと周遊するだけなのですが、たまにもうちょっと遠くまで散歩したいときはローソンを経由してさらに南にあるローソンへ行き、そのまま下側の三角形をぐるっと周遊して帰っています。ざっと計算してみたところ、上側のルートは約1.7km、下側のルートは約3.1kmらしい。散歩の相場がよく分からないのでコレが長いのか短いのかはよく分かりませんが、歩かないよりはマシでしょう。うーん、健康!
・サマータイムマシン・ブルース
2005年公開の映画で、前々から気になってはいたんですけどついに見ました。
いや〜、よかった……。こういうスラップスティック・コメディって好きなんですよね。
特に主人公含むSF研メンバーたちのしょうもなさ!典型的なおバカ大学生って感じで、非常に愛せます。LOVE……
個人的には、タイムマシンといういくらでも広げようのある題材を使いながらも、話が特に壮大になるわけでもなく、むしろ徹底してスケールの小さい物語を展開するところが好きでした。
確かにいきなり目の前にタイムマシンが現れたとして、まず100年後とか500年前に飛んでみることを考える人は少ないはず。とりあえずは3日前とか1週間後とかに飛んで様子を見てみたいですよね。怖いし。
なんとなくタイムマシンを使った話ってやたら展開が壮大になりがちなイメージがありますが、この作品は「一般的な人間がタイムマシンを持ったところで、そこまで壮大なストーリーにはならないでしょ……」という姿勢が一貫していて、そこにある種の実感を伴ったリアリティが生まれている気がします。
よく考えるとタイムマシンで数日前に行くのってSFというよりはドラえもん的ですよね。そのドラえもんだって恐竜時代に行ったりしてるんだから、なおさらこの作品のスケールの小ささが際立ちます。大長編ドラえもんではなく『ドラえもんだらけ』とか『ガラパ星から来た男』くらいの感じ。
と、ここまでスケール感の話をずっとしてきましたが、ストーリー自体も非常に秀逸で、複数の時間軸を並行して進む話をよくここまで綺麗にまとめあげたな……と感心しました。きちんと時間遡行系SFとして完成されている。
よくよく見ると因果のループが起きていない?と感じるところもなくはないのですが、物語全体が「そんな細かいこと気にすんな!」と言わんばかりの勢いと痛快さに満ちていて、最終的には全然気にならなくなります。まあ、そういう細かいところはギャグ時空が解決してくれるでしょう。SFである以上にコメディだし
・キサラギ
こちらは2007年公開のサスペンスコメディ映画。普段は洋画の方が見るんですが、最近は邦画の波が来ており、色々と面白そうな邦画を見つけては見漁っています。
これも前述のサマータイムマシン・ブルースと同じくワンシチュエーションものの映画で、個人的に好みド真ん中でした。これは私の好みの話なのですが、私は壮大な話よりもシンプルでスケールが小さいながらもスッキリまとまった話が好きなんですよね。大作マンガより短編集が好き。
スケールが小さい中でスッキリまとめるのって中々難しくて、それをスマートにやってのけられると惚れ惚れしてしまいます。こういう「ひとつの部屋に集まった数人の人物が推理合戦を重ねていく中で、やがて衝撃の真実が明らかに……!」みたいな映画の走りって多分『12人の怒れる男』なんでしょうけど、これが1957年の映画であることを考えるとものすごいですよね。50年経ってもまだ面白い。
三谷幸喜がオマージュした『12人の優しい日本人』とかも面白かった記憶がありますし、まだまだこのジャンルにはポテンシャルがあると思います。密室会話劇の作品、もっと増えてほしいな〜
改めてブログを読み返してみると忙しい忙しいばっかり言っていていけませんね。
こういうのって心のなかで忙しいと思っているだけで、客観的に行動とかを見直してみると案外そんなでもなかったりするので、結局のところ時間の使い方がヘタなだけなのかもしれません。休日とかずっと寝ていて気がついたら半日終わったりしてるし……。
時間を上手く使えるようになりたいなあと常々思っています。時間を上手く使える人ってすごくカッコいい。
時間を巻き戻せたりしたら話は早いんですけど、残念ながら現代に生きる我々は時間操作の術を持ち合わせていないので、手持ちの時間をやりくりしてうまくやっていくしかないんですよね。現実はそういうことの積み重ねです、結局……。
そう考えるとタイムスリップとかタイムマシンみたいな映画って、人間の『時間も空間みたいに双方向で移動できるものであれ』みたいな願いの産物なのかもしれませんね。空間と違って時間を自由に行き来するイメージはなかなか湧かないので、やっぱり難しい願いなんでしょうけど。
ただ、昔の人間も「空を飛びたいな……まあ無理だろうけど」とかそんなことを思っていたはずで、結局人間は空を飛んじゃいましたから、もっと未来では時間の行き来も案外あっさり実現していたりするのかもしれません。その時代にはいったいどんなタイムトラベル映画が作られるんでしょうね。見てみたいかも。
そろそろ文量が長くなりすぎている気配があるので、今回はこのくらいで……。
それでは、みなさん6月末にまたお会いしましょう。ガコンッ(タイムマシンに乗り込む音)
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| 2つ分の月報がイッキに見られておトク! |
社長のみなさーん!春ですよー!
……というわけで、なんと2月をすっ飛ばして3月の月報になってしまいました。
毎月更新をひそかな目標にしていたのですが、なんと早くもストップです。早すぎるかも~っ
更新できなかった理由は単純に2月が忙しすぎたからです。ブログどころか絵を描く余裕すら無かった。うう~っ はやく忙しくなくなってほしいなあ……。
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忙しすぎてほとんど何も出来なかった2月ですが、2月22日に開催されたコミティア155にはきちんと参加してきました。一般参加ではありますが、ここ最近はコンスタントにコミティアに参加できていて少し嬉しいです。
やっぱりコミティアは良いですね。最近は特に人が多く、活気づいているのが分かります。
自分も忙しさが落ち着いたらまたサークル側で参加したい……、マンガのアイデアもあるし。
今回のコミティアは個人的に欲しい本が多く、かなり実りの多いコミティアでした。
その中でも特にお気に入りだったのが、とんはねboxさんの『注文のない料理店』。
| か、可愛すぎる…… |
上のリンクから無料公開されているので皆さんも読んでみて欲しいんですけど、猫の店長がかわいすぎる……。
本当に良いものを読みました。今年のベストバイは今のところコレかも。
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| 個人的に好きだった作品 |
国立新美術館でやってた東京五美術大学 連合卒業・修了制作展を見てきました。東京にある5つの美術大学(日本大学芸術学部・武蔵野美術大学・多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学)が合同で開催する卒業展示です。
東京の中でも規模の大きな美術大学が5つも集まっているだけあって、作品数がものすごい。
壁一面にずらーっと絵が並んでいる様は圧巻です。これが無料なんて……信じられない。
ずっと見ていると五美大のそれぞれになんだか大学の特徴のようなものが見えてくるのも五美大展の面白いところ。これまでも何回か五美大展には訪れたことがあるのですが、来るたびに「自分は東京造形大学の雰囲気が好きだな……」と思っている気がします。
なんか具体的にどこが違うとかは説明しづらいんですけど、自分の魂の形にいちばん近いような。
ところで、美大の卒業展示なるものに訪れるたび思うんですが、日本の美大の卒展に行くとやはり日本のアートの文脈を色濃く受けているからか、アニメ・マンガ調の表現が用いられている作品をよく見かけます。これってやっぱり日本独自なんですかね?
アメリカの卒展に行ったらアメコミ調の表現がされている作品がたくさんあったりするんでしょうか。案外、日本のアニメ・マンガ調の作品がたくさんあったりして……。
最近は海外でも日本のアニメやマンガが人気ですしね。
一個もなかったらちょっと悲しいかも。
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| 金沢名物、パノプティコンみたいな図書館 |
| 金沢で見つけたダイナミックな像 |
あと、これは金沢市内ではなくなってしまうのですが、金沢市からちょっと上にいった羽咋市というところにある、千里浜なぎさドライブウェイという砂浜が良かったです。
なんと日本で唯一、クルマで波打ち際すれすれをドライブできる場所なんだとか。
| たまたま日暮れ時の良い時刻に訪れることができてラッキー♪ |
・方形の円 偽説・都市生成論
架空の都市についてのエピソードが36個も入っているSF掌編集。
ショートショートくらいの長さでとても読みやすい。著者であるギョルゲ・ササルマンはルーマニア生まれの建築家であり作家でもあるらしいです。多才な人。
基本的には嘘の都市の嘘の話なんですが、SFらしく妙に真実味を感じさせる筆致で、読んでて面白かったです。よく考えたら一冊で36個も嘘の話が見れるのってかなりおトクかも。ありがとう。生きているうちに36個も嘘の話が見れてよかった
都市とそこに住む人々の生活や習俗について、まるで実際に見てきたかのように細かく書かれていてスゴいです。キャー!好き……
・両膝を怪我した私の聖女
スペインのカナリア諸島を舞台に、二人の少女の夏休みを描いた作品。作者は同じくカナリア諸島出身のアンドレア・アブレウ。
いやー……なんというか……ものすごい。ものすごいものを読みました。
全編通して文体ってここまで崩してもいいんだ……ってくらい自由奔放に書かれており、それが主人公の視点と重なってグイグイ引き込まれる。心の中をそのまま文章にぶちまけたらこうなるよね、みたいな。とある場所ではこの文体について『反文学的饒舌』と評していたのですが、まさしくといった感じ。
そして書かれている内容なのですが決して少女二人の夏休みという字面から想像できるようなキレイなものではなく、むしろかなり汚い。
これって本当に10歳の子の夏休みなんですか?
10歳っていうと……小学四年生でしょ?
マジか
・全員記憶喪失オフィス
名前の通り。全員記憶喪失したオフィスで繰り広げられるコメディ漫画です。
途中からなんかスゴいことになってスゴい。最後はそういう終わり方なんだ……。
オススメです。
・Y字路はなぜ生まれるのか?
これも名前の通り。Y字路がなぜ生成されるのか……。Y字路には何があるのか……。あるいは古今東西の物語の文脈においてY字路がどう受容されてきたのか……。気になりますよね。
この本にはそんなY字路にまつわるアレコレについて書かれており、かなり面白かったです。
たしかによく考えるとY字路って謎ですもんね。十字路でいいじゃん、みたいな。
なんで結局長方形みたいな家を建てるクセにわざわざ道をY字にして鋭角と鈍角を生み出したがるのか?これって、誰しもみんな生まれてから心の中に持っている疑問だと思います。
え?そんな疑問持ったことないですか?
そんな……
なんか最近ずっとうっすら忙しく、うっすら心の余裕がなくなっている気がします。
せっかくの春だというのに……。春っぽいことをなんにも出来ている気がしません
春っぽいことしたいよ~~~ 春っぽいことって何?お花見?
あ、あと、最近になってようやく夏服を出しました。これからの日々は最高気温が20度を超えてくるらしいので、必要な備えというヤツです。ちなみに我が家には春服という概念は存在しません。だって春服って着ることのできる期間が短かすぎませんか?
冬と夏のあいだの、ほんの数週間のためにある服。まるで桜と同じような存在。
それってあまりにも儚い……。春服の下には屍骸が埋まっている。
なんかダラダラ書きすぎて止めどころが分からなくなってきました。この辺にしときます。
みなさんも季節の変わり目なので、体調にはお気を付けて……。
そいじゃーのっ
ついしん:どーかついでがあったら うらにわの そいジャーノンの おはかに 花束を そなえてやってください
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| 缶コーヒーってコーヒーとも違う謎の味をしている気がする |
SNS全盛の2026年に、なんとブログを開設しました。
理由としては単純で、なんか生きてるうちに何らかの記録を残したくなったからです。
最初は note に月報をあげることも考えたのですが、やっぱり個人ブログ全盛の時代を生きてきただけあって、この文字の小ささがなんか落ち着くんですよね……。何度やっても結局ここに帰ってきちゃう。実家?
とりあえず2026年はいろいろと思ったことを記録に残していくことを目標に、ぼちぼちやっていきたいと思います。ぼちぼち……
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年明け早々、おみくじをたくさん引きました。おみくじという概念がなんとなく好きで、いろんな神社に訪れるたびについおみくじを引いてしまいます(そして、信じる道が分からなくなる)。
| たくさんだ~ |
写真の一番左にあるイカついおみくじは東京都調布市にある深大寺というお寺のものなのですが、なんとこのお寺はおみくじの元祖らしいです(おみくじに元祖とかあるんだ)。
そして恐るべきことにこのおみくじ、全体の3割が凶というなかなかのバランス感覚。
お寺としてもそのゲームバランスをウリにしているらしく、周りの人たちがみんな戦々恐々としながらおみくじを引いていたのが印象的でした。ちなみに私は吉でした。
そういえば長いことおみくじのランキングを
『大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶』
だと勘違いしていたんですけど、どうやら
『大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶』
が正しいらしい。そうなんだ……。
よくよく考えると、おみくじの運勢の中で『吉』だけ明らかに異質な存在ですよね。先頭になにも付いてない、ただの『吉』。あえて言うとすれば『ノーマル吉』でしょうか。おそらく神社の側も、なにも先頭についていない『ノーマル吉』をデフォルトの運勢として設定していると思うのですが、『大、中、小』と『ノーマル』の間の序列がパッと見で明確でないので、人によって心の中の序列が『大>ノーマル>中>小』だったり『大>中>小>ノーマル』だったりしてしまう。なんかもっと分かりやすい、良い方法ないかな……。
ちなみに凶でも同じ問題が発生していますが、さいわい凶にはノーマル凶と大凶の2種類しかないため、こういった混乱を免れています。よかったね。まあ中凶とか言われても困りますけど……。
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| 会場(豊洲PITと言うらしい) |
普段ライブというものにはあまり縁がないのですが、行くたびに新鮮な感動を持ち帰っている気がします。まず音量がスゴいですよね。こんな大きな音を出して許される空間が日本に存在するとは……、みたいな気分になる。実は全然許されてなくてめちゃくちゃ違法だったりしたらどうしよう。それはそれで面白いかも……
なんかバカみたいな話になってしまいますが、デカい音というのは人間を飲み込むものすごいパワーを秘めた存在であるように思います。物理面だけでなく、心理的な面でも。音が大きいだけで否応なしに『その場』に引き込まれてしまうし、圧倒されてしまう。デカい音が与える心理的な効果って自分が思ってるよりも大きいんだろうな……とかなんとか、デカい音が出る場所に行くたびに思ってます。この理屈でいけば多分、ゆっくり実況とかも小さい音で聴くよりバカみたいな音量で聴いた方が感動する。多分。
もちろん平沢進のパフォーマンスや舞台演出なんかも最高で、ライブ全体を通して「これは宗教の会合ですか?」と聞きたくなるくらい会場が一体感に充ち満ちていました。こんな一体感をたっぷり2時間も味わえるなんて……。おトクすぎます。
個人的に良かった曲を一曲挙げるとしたら最後の方にやった『Parallel Kozak』。リズムに合わせながらノっているといつの間にかリズムからズレるヘンテコな曲です。こういう『ドラムのリズムだけを意図的にズラす』技法を「スリップビート」と言うのですが、これほどスリップビートがきちんと曲の中で活きている楽曲も珍しいんじゃないかと思います。ポップス的な気持ちよさと高度な技術が高いレベルで融合している。その一方で、これ演奏するのメチャクチャ大変だろうな……とも思ったり。どうやって練習するんだろ……。
あと全然関係ない話なのですが、ライブの帰りに寄ったショッピングモールでこんな看板を見つけました。
・ひかりのくにの子どもたち
本屋で1巻を見かけて、衝動で買ってしまいました。面白い。
なんたって、最初のほうで小学生男子が同級生に投げかける言葉が「や~い、お前の母ちゃん物質主義者~!」ですよ。そんなことって、ある??
内容は(とてもかい摘まんで説明すれば)哲学思想を使った異能バトルといった感じなんですが、ただ表層だけの引用に留めず、ちゃんと哲学思想の内面まで踏み込んで個々の能力に昇華させているのがすげ~って思います。どこまで正確に思想の内容を反映しているかとかは正直あんまりわからないんですが、それでも大まかに思想ごとの世界の捉え方が理解できて、なおかつバトルとして見ていて面白いのでちゃんと読み応えがありました。この漫画を完全に理解するためには多分カントとかドゥルーズとかリオタールとか全部読んでいる必要があるんだと思う。そういう意味では相応にカロリーを消費する漫画でもあるかも……。
私は哲学については全然(本当に全然)といった感じなので、分からないなりに雰囲気で楽しんでいます。でもキャラクターも魅力的だし今後が楽しみ。主人公の子がどういう風に自分の思想を成長させてより強い能力へと昇華させていくのかも非常に気になりポイントで、続きが気、気になる……。
・クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣1・2
マルコス・マテウ=メストレによる、タイトル通りの絵画技法書です。
構図とかフレーミングとかについて、分かりやすいイラスト付きで詳細に解説してあり、かなり良い。絵を描くときに構図を意識することは多少あっても、明暗やフレーミングにまで意識を向けたことはあまり無かったのでとても勉強になりました。
こういう絵画技法書ってなんか好きなんですよね。なんというか、こう、『自分がなんとなく無意識下で心地良いと思っていたけど、なんで心地良いかは言語化できなかった(し、あえてしようとも思わなかった)』みたいな部分にズバズバとスポットライトを当ててくれる感じが読んでて気持ち良い。なんだかミステリーの答え合わせ見てるみたい。
これはなんとなくの実感なのですが、絵にしろ文章にしろ音楽にしろ、全ての要素を削ぎ落としていくと最終的には『伝える情報の選択と提示』という部分に行き着くんじゃないか、と自分は思っています。もちろん伝えたいことが沢山あるならそれを作品にぜんぶ詰め込んでしまえば良いのですが、それならそれで受け手の人間に対して膨大な情報をどのように分かりやすく提示していくか?という部分が上手くいかないと、いくら技術があっても理解してもらうことはなかなか難しい。ましてや限られた文字数、キャンバス、時間という制約があるならば、なおさら……。
『膨大な情報をどう工夫して提示するか?』ということについて知りたくて色んな技法書を読んだり創作理論について学んだりしているフシがほんのちょっとあります。とはいえ、自分でやろうとすると中々できるものではなくて、難しい……。本当に世の創作者たちには頭が上がりません。みんなすごい。
・ラヴラビイズ
まんだらけをブラブラと散策していたら見つけた謎の漫画。
完全にタイトルと表紙だけで買ってしまいました。こういう不思議な出会いがあるのが古本屋の良いところですよね。中身はかなりナンセンスな不条理ギャグって感じで最高でした。
後から気付いてビックリしたのですが、この漫画、内容についても作者の松本英さんについても全くネットに情報が上がっていない。本当に驚くほど情報がないので、作者の方が今どうしているかとかについても全く分からなくてすごかったです。分かったことはといえば2002~2005年あたりにチャンピオンREDで連載されていたらしいということくらい。一見カンペキに見えるインターネットにもこういった取りこぼし情報があるのを目の当たりにすると、ますます物理媒体で本を持っておくことの重要性を感じてしまいます。
こういう漫画って、いずれ本当に忘れ去られてしまうんだろうな。悲しいことではありますが、それもまた時の流れといえばそれまでかも。とりあえずは、2026年の今このタイミングでこの漫画と出会えたという奇跡のようなものを大切にしていきたい……と思います。2巻もいずれ何らかの方法で読めたらいいな。
なんか最近、どんどん〆切を守れなくなってきている気がします。
気付いたら大事な書類の〆切を過ぎていたりすることがあまりにも多すぎる。正直とても怖いです。前はそんなことなかったハズなのに。
こういう問題こそ〆切を守れるような仕組みを作って解決すべきなんだろうなと思うので、なんかそういうアプリとか入れたいと思います。今決めました。今入れます。やっぱ明日入れます。
というわけで皆さん、もう2月になってしまいましたけど今年もよろしくお願いします。
よろしくお願いしたくないという人はドシドシご連絡ください。本気の土下座をします。
よ~し、じゃあみんな~っ!
おわピ(彼氏のことをおわりと呼ぶ世界線のギャル)